
ドッグドレーナーになってからずっと願っていた犬の幼稚園がオープンします。
「犬の幼稚園」は全国的には広まってきてはいますが、富山県ではまだまだ少なく、呉東地区には一軒もありません。犬の幼稚園自体知られていなくて利用して下さる方がいるかどうか。トレーナーになったことも大きな決断でしたが、犬の幼稚園の開業はそれ以上に大きな人生最大の決断でした。
犬の幼稚園は、犬にとって必ず楽しい場所になると確信しています。私が実際に研修させて頂いた幼稚園では、登園してくる犬達がみんな楽しそうなのでびっくりしました。私が過去に通っていたトリミングスクールやトリミングサロンでは、クレートから出てこない犬や部屋の隅っこに隠れて震えているような「怖がる」犬ばかりだったので、この犬達の様子には本当に驚きました。幼稚園でのプレイタイムでは、他犬と交流しお互いのボディーランケージをみながら社会性を学んでいました。そして慣れてきた犬は新しく登園してくる犬の先輩犬となっていました。トレーニングは一頭一頭に課題があり達成に向けて取り組んでいましたが、なにより取り組んでいる犬が楽しそう!犬に嫌悪となる道具や罰は一切使用していません。
犬が自ら考えて行動し、その行動が正解だと分かった時の犬のハッとした表情が忘れられません。そこから犬はどんどん行動を学習していきます。「スワレ」「フセ」「マテ」などの基本的なオビディエンストレーニングの他、日常生活で役に立つマットトレーニングやクレートトレーニング、ベルを鳴らしたり物を持ってきて箱に入れる、ポールを回ってくるなどのトリック(芸)も教えていて、犬が一生懸命考えて学んでいる姿に感動しました。犬慣れできていなかった犬がクレートから出てきて他犬と遊ぶようになったり、リードなしで同じ空間で交流できるようになった犬を見ると涙が出るほど嬉しかったです。
お散歩が少なくて日中はお留守番時間が長く退屈している犬は多いと思います。夜明け時にしっかりお散歩をして朝ご飯を食べ、昼間は寝て過ごし、夕方になるとまた活動を始めお散歩に行き、晩ご飯を食べたら寝る、というのが本来の犬の生活リズムです。しかし現実はそのように出来ている犬は少なく、ケージ内で飼い主の帰宅を待つ犬、他犬との交流などの刺激が少ない犬、お散歩が短時間だったり連れていってもらえなかったり。犬は発散ができず退屈しています。
幼稚園はその退屈を発散できる場所のひとつです。広い場所で体を動かすことができ、他犬との交流、頭を使う遊び、新しい行動の習得で、幼稚園から帰宅した犬はぐっすり寝ると思います。飼い主さんは犬を安心して預けることが出来て、どこかに出かけてリフレッシュすることもできます。個々の犬の課題は飼い主さんと話し合って決めるので、普段飼い主さんが困っている行動の改善にも役立つと思います(飼い主さんも練習が必要です)。
犬の幼稚園を利用して頂くメリットは大きいと思います。犬のQOLが高められ、飼い主さんも犬との生活がさらに楽しいものになるようお手伝いしたいと思います。長く通って頂けるような幼稚園になるよう努力していきます。どうぞよろしくお願い致します。




